機内は暖かで、そして静かだった。夜のフライトだったので寝ている人がほとんどだったのだろう。窓の外に目をやると、オレンジ色の街頭が道に沿って並んでいる。人口が密集しているところは明るく、郊外は暗い。上を見ると満場の星空である。
着陸はとてもスムーズ。到着後もすぐにランプにたどりついた。空港内にはラスベガスらしく、ショーの看板がカラフルにダイナミックに所狭しと並んでいる。そしてスロットマシーンが常設されている。飛行場の出口へはシャトルで移動する。荷物をピックアップするのもこのシャトルで移動した先。タクシー乗り場では順番を待つ列にまず並ぶ。係の人から番号を告げられたら、その番号のあるところで待っているタクシーに乗車する。